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古布を使い「くるみボタン」作り 川本喜八郎人形美術館でワークショップ

完成品

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 川本喜八郎人形美術館(飯田市本町)で10月14日、古布を使ったワークショップ「くるみボタンを作ろう」が開かれた。

ワークショップで使った布

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 来年、人形アニメーション作家の川本喜八郎生誕100年を迎えることから、同館では今年と来年、三国志や平家物語などの人形制作の裏側にスポットライトを当て企画展を実施。その一環として、川本先生の人形制作に対する「こだわり」や「思い」などを感じてもらおうとワークショップを企画した。

 第1弾は今年4月、平家物語の衣装展示に合わせ、体験イベント「つくってみよう匂い袋」を実施。今回は第2弾として、現在開催中の企画展「川本喜八郎の三国志~創造の軌跡~」に合わせ、布とアルミ製のくるみボタンキットを使ったワークショップを開いた。

 当日は2回行い、午前の部には30~70代の8人が参加。数センチ四方の生地を6種類の中から一つ選び、ゴムひもを組み合わせた「髪留め」か、安全ピンを組み合わせた「バッジ」を作るかを決め、同館スタッフから手順を習い、10分ほどで完成させた。

 喬木村から訪れ、髪留めを制作した女性は、「前回の匂い袋の時は参加できなかったので、楽しみにして来た。初めは難しそうと思ったが、簡単にできて良かった」と話す。

 今後の開催は11月3日、12月14日。時間はいずれも、11時~12時、13時~15時。参加料は300円。

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