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飯田市起業家ビジネスプランコンペティション 今年は8人が入賞

受賞者らによる集合写真

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 新しい手法や発想で起業に挑戦する人や事業者を飯田市が応援する「飯田市起業家ビジネスプランコンペティション」の表彰式が10月7日、エス・バード(飯田市座光寺)で開催された。

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 今回は、これから同市内で起業するか、事業開始から税務申告を2期終えていない人が対象の「起業家部門」、同市へ昨年1月以降に移住してきたか、来年3月までに移住する人を対象にした「移住起業家部門」、業歴を問わず、中小企業、小規模事業者で新たな事業に取り組む人が対象の「新事業チャレンジ部門」の3部門から成り、優秀なプランには最大100万円の奨励金を贈る。

 6月にアイデアを募集し、全部門合わせて19件の応募があった。7月の書類審査を経て、起業家部門で4件、移住起業家部門で1件、新事業チャレンジ部門で3件の入賞を決定した。

 当日は、起業家部門で管楽器の学校への販売や修理などを内容とした「飯田市に音楽の新風を I.WINDS(アイウィンズ)」のプランで入賞した富永由帆さん、移住起業家部門で「フィンガーライム南信州」のプランで入賞した中川誠吾さんら8人を表彰。佐藤健飯田市長から盾を授与した。審査員からの満票で最優秀者にも選ばれた富永さんは「飯田市だけでなく長野県、日本全国にも楽器を提供できたら。この賞を糧に地道に店を大きくしていきたい」と意気込む。

 入賞者には奨励金を贈るほか、入選を逃した応募者にも飯田商工会議所が連携して支援していく。

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