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高森町に多目的広場「山吹ほたるパーク」 人工芝グラウンドも完成

「山吹ほたるパーク」を紹介する遠山さん(左)と木下さん(右)

「山吹ほたるパーク」を紹介する遠山さん(左)と木下さん(右)

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 多目的広場「山吹ほたるパーク」(高森町山吹、TEL 0265-35-9416)が10月1日、高森町にオープンした。

管理のしやすい人工芝グラウンド

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 長野南信地域発となる長野県フットボールセンターとしての人工芝サッカー場と屋内運動場、屋外多目的広場から成る同施設。同町が2021年2月から建設に向け準備を進め、全ての施設が完成し、9月29日には落成記念を開いた。同町が運営し、フクシ・エンタープライズ(東京都江東区)へ委託する。

 大人のサッカーフルコート1面を取れる広さのグラウンドで、ミズノ製のオールラウンド人工芝「MS CRAFT AG」を採用した。同町教育委員会事務局、スポーツ・文化係主査の遠山景太さんは「全国の人工芝のグラウンドを視察した」と言い、「維持管理費を抑え、稼働率が良い点を考え人工芝にした。緑の先端が丸まっていることで、劣化を抑え自然回復しやすく長持ちする製品を選んだ」とメリットを紹介する。

 落成記念のオープニングゲームでは選手から、「ボールを蹴りやすい」「プレーしやすい」と声が聞かれた。4カ所設置した照明は敷地内だけを照らし、敷地外に明かりが広がりにくい設計とした。

 屋内運動場は、弾性スポーツシート「タラフレックス」を採用。フットサル、テニス、バスケットボールのラインを施し、その他のスポーツにも対応する。1階に更衣室、シャワールーム、トイレを備え、2階に会議室2室を整備した。昨年6月に3X3の公式戦を、同町イベントとして試験的に開いたところ選手から好評だったという。

 同町では年1回、「山吹天伯峡ほたる祭り」を開催し、同所で地元小学生などが太鼓などのアトラクションをステージ上で披露している。遠山さんは「地域の皆さんの当所へ寄せる思いも、このパークへ引き継いだ」と話し、新設したステージで引き続き同祭りを開いているという。

 地元のスポーツ少年団やサッカーチームから、オープンと同時に利用予約があった。同町教育委員会事務局の木村紘太さんは「町主催のイベントも計画中で、その他に、さまざまな団体の利用を想定している。町内外の皆さんに利用していただければ」と呼びかける。

 開場時間は8時30分~21時30分。利用申し込みは平日8時30分~17時15分、同事務局スポーツ・文化係で受け付ける。

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