飯田市産の煎茶を使ったクッキーを「ノエル洋菓子店」(飯田市育良町)が商品化し、7月23日に発売した。同店が飯田市産茶のPR販売会向けに試作したところ、来場者から好評を集めたことを受けて商品化を決めた。
クッキーは7月17日、市役所で開かれた飯田市産煎茶の販売会で試食用として初めて提供したもの。飯田市遠山郷産の煎茶を粉末にし、「よこね田んぼ」(千代)の米粉を使った生地に練り込んだ。煎茶と店で炊いた小豆を生地に練り込んで焼き上げた「煎茶小豆」、ドレンチェリーを絞り出しクッキーにトッピングした「煎茶」、それぞれ煎茶の配合を増やした濃い味わいの2種類を加え、計4種類を用意。来場者には味の感想をシールで投票してもらった。
販売会では新茶の試飲や、お茶の栽培方法、製造工程などを紹介するパネル展示も行った。当初は14時まで試食を予定していたが、飯田産茶への関心が高く、多くの来場者が訪れたため、用意した約400枚のクッキーは13時ごろまでに全て提供を終えた。投票では、煎茶を多く配合した濃い味わいのクッキーが最も多くの支持を集めたという。
今回発売したのは、その結果を受けて商品化した「濃い煎茶クッキー」。飯田市産煎茶の風味やほろ苦さをより感じられるよう仕上げた。。
同店オーナーパティシエの宮澤忠さんは、阿智村清内路の清内路カボチャや「よこね田んぼ」の米粉、地元産フルーツなど地域食材を積極的に取り入れている。宮澤さんは「今回の企画を通じて、飯田のお茶の産地や煎茶のひき方など、緑茶や煎茶について多くのことを知る良い経験になった。試食で人気だった濃い味のクッキーを商品化したので、飯田のお茶ならではの味わいを楽しんでほしい」と話す。
営業時間は9時30分~19時。水曜定休。