ギャラリー「オルガン亭」(飯田市鼎上山)が4月24日、ラタンを使った作品作りを学ぶ「ラタン講座」を初めて開いた。
講師は、ラタンに約45年携わってきた林公子さん。諏訪で7年ほど技術を学んだ経験を持つ。当日は5人が参加し、初回は持ち手付きの丸いかご作りに取り組んだ。
制作では長さ約70センチのラタン9本を水でぬらして柔らかくし、平らな底の部分から編み始める工程を体験。編み進めながら力加減で形を整えるなど、素材の特性を生かした作業に挑戦した。参加者は慣れない手つきながらも一つの作品を仕上げた。
林さんは「難しく苦労されているようにも見えるが、初めてとは思えないほど皆さん上手」と振り返る。
会場のオルガン亭は横前美津子さんが経営。実家に隣接する空き家を所有者から購入し、2025年秋ごろにギャラリーとして整えた。平屋の建物に2つの展示室と講座スペースを備え、横前さんの義父・甲子雄さんと義母・美津子さんの作品のほか、絵画やテキスタイル、木工など複数の作家の作品を展示する。
横前さんは「自宅の家具や既存の建具を生かして空間を整えた」と言い、「退職後は人付き合いが狭くなりがちだが、人と人とのつながりが持てる場所になればと考え開設した。この場所が、人とのつながりが広がる場所になれば」と話す。
営業時間は10時~15時。同講座は今後も継続して開いていく予定。