飯田の地酒「喜久水酒造」(飯田市鼎切石)で4月25日、「喜久水蔵まつり2026」が開かれた。
利き酒選手権で飯田代表に選ばれた田中貴大さん(左)と宮澤智希さん(右)
酒造りや商品を広く知ってもらおうと毎年開く恒例イベントで、当日は晴天に恵まれ、多くの来場者でにぎわった。会場では、生原酒やたる酒、甘酒の試飲、新ブランド「喜久水」の紹介、限定酒の試飲販売、酒かすの詰め放題、つるし搾り、蒸米機や槽場(ふなば)の展示など、多彩な企画を展開。屋台も並び、来場者は食と酒を楽しみながら蔵の雰囲気を楽しんだ。イラスト書道家・和全さんによる似顔絵コーナーや作品展示も行われ、会場を彩った。
当日、「全国きき酒選手権大会 飯田予選」も行い、参加者が利き酒の腕を競った。飯田代表に選ばれた田中貴大さんは「紙に書いた瞬間に全問正解だと思った」と手応えを語り、宮澤智希さんは「悩んでいたが、思い切って選んだ。代表に選ばれてうれしい。次へ向けて頑張りたい」と喜びを表した。
市内から訪れた大島雅美さんは「キーケグの酒がおいしかった。普段はビールを飲むことが多く、日本酒はあまり飲まないが、イベントをきっかけに楽しめた」と話す。そのほか、「普段味わえない酒を飲み比べできた」「蔵の雰囲気を感じながら楽しめた」などの声が聞かれた。
同社の後藤高一社長は「天気にも恵まれ、来場者の皆さんが笑顔で楽しんでくれたのが何より。今回はつるし絞りなど新たな取り組みも行い、『今年は良かった』という声を多く頂けてうれしい」と手応えを見せた。