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阿南・おどもカフェで「むすびあん」活動開始 発酵と野草の料理提供

「むすびあん」鈴木あこさんと、「おどもカフェ」尾崎真理子さん(左から)

「むすびあん」鈴木あこさんと、「おどもカフェ」尾崎真理子さん(左から)

 地域の交流拠点として親しまれている「おどもカフェ」(阿南町)で4月17日、飲食提供を行う「むすびあん」が活動を始めた。金曜を主に担当し、発酵や野草を取り入れた料理を提供する。

「むすびあん」の一品「エビとアボカド、カリフラワー」

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 おどもカフェは、尾崎真理子さんが約10年かけて築いてきた場で、子どもから高齢者までが集う居場所として地域に根付いてきた。来店者同士が自然に助け合う場面もあり、初対面者同士で幼児を預かり合うなど地域の輪が広がっている。

 「むすびあん」を手がける料理家の鈴木あこさんは、泰阜村を拠点に活動する。昨年から食を提供してきたが、4月から同カフェでの活動を本格化させた。鈴木さんは「おどもカフェは、まりこさんが地域の皆さまに愛されている場所だと再認識した」と話す。

 料理は素材の味を生かしたものが中心。発酵や菌の働きを取り入れ、地域で採れる食材や野草を活用する。メニューは日替わりで、4月22日は「エビとアボカド、カリフラワー」「前菜盛り合わせ(フリッタータ ふきのとうケチャップ、レバーパテ よもぎのグリッシーニ、サーモンとひじきキノア)」「鹿肉のミートソース 芹(せり)」などを提供した。

 鈴木さんは「摘み草と発酵が今の自分にとって大切なテーマ。この地の豊かさを体現する料理を心を込めて創作していきたい」と意気込む。「自然と村人と共創するごはんを届けたい」とも。

 同カフェでは食事の提供だけでなく、来店者同士のつながりや地域コミュニティーの形成も重視している。鈴木さんも「この場に集まった人たちが出会い、化学反応のように新たな企画や関係が生まれていけば」と期待を寄せる。料理教室やテイクアウトなどの需要もあり、「それぞれの声に応えていきたい」と展望を明かす。

 営業時間は11時~14時(ラストオーダー)。4月28日にはテンリュウ堂カフェ(飯田市川路)でも提供を予定する。5月は15日・22日・29日に営業予定。

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