平家物語の企画展第2弾「出家した者たち~祈りと苦悩~」が4月25日、川本喜八郎人形美術館(飯田市本町)で始まる。
同館では今年、NHK人形歴史スペクタクル「平家物語」の人形を違った切り口で楽しんでもらおうと1年を3期に分け企画展を計画。第1弾は「平家にあらんずば人にあらず」と題し、平家方の人物に絞った人形を展示した。
第2弾のテーマは「出家」で、浄海入道(平清盛)をはじめ、西行(さいぎょう)や文覚(もんがく)、後白河法皇、俊寛(しゅんかん)など8体9キャラを展示。メインは白拍子(しらびょうし)の名手「妓王(ぎおう)」で、出家前と後の人形をそれぞれ展示。妓王は、平清盛の寵愛(ちょうあい)を受けていたが、仏御前(ほとけごぜん)の出現により寵愛を失った悲劇のヒロインともいわれている。白拍子は平安時代から鎌倉時代にかけ流行した歌舞の一種。
NPO法人「いいだ人形劇センター」の木田敬貴さんは「今回は渋谷区から借りた人形もあり、企画展でしか見られない。登場人物の人生に合わせ配置も考えたので注目してほしい」と来館を呼びかける。
開館時間は9時30分~18時30分(入館は18時まで)。水曜休館(祝日は開館)。入館料は、一般=400円、小中高生=200円。7月20日まで。第3弾は9月12日~11月29日、「木曽源氏」をテーマに行う予定。