飯伊連合猟友会三穂支部による活動紹介の展示が現在、飯田丘の上結いスクエア(飯田市東和町)1階エントランスで行われている。
同展示は、猟友会の活動に対する理解を深めてもらうことを目的に実施。狩猟に対して「動物を捕獲する」というイメージが先行しがちな中、地域に根差した取り組みを紹介する。
猟友会の主な活動は、有害鳥獣駆除と猟期の狩猟。特に有害駆除は4月から翌年3月末まで年間を通して行い、農作物に被害を与えるシカやイノシシのほか、ハクビシン、タヌキ、キツネ、カラスなどの駆除や追い払いを行う。現在のところ、クマ出没への依頼はないという。
三穂支部には9人が在籍し、地域や農家からの連絡を受けて出動。「田植えの後にシカが入ってしまった」「稲刈り前にイノシシが入ってしまった」などの声を受け、農林業を支える役割を担う。展示では、捕獲したイノシシの牙やシカの角を活用したキーホルダーや装飾品を並べる。これらは支部会員が制作したもので、支部長の代田敏則さんは角を切断し研磨、ニス仕上げを施した作品などを紹介する。
同支部では、こうした加工品を毎年2月に開く三穂地区の文化祭で展示・販売しており、来場した子どもたちが興味を示す機会にもなっているという。代田さんは「こうした活動を通じて若い世代にも猟友会の取り組みが広がれば」と話す。
併せて、若手組織「南信州ハンターズ」も会員を募集している。同団体は20~40代の約30人で構成し、狩猟技術の向上や地域貢献活動に取り組む。猟友会の高齢化が進む中、次世代の担い手確保を目的とする。
開館時間は9時~21時。入場無料。4月30日まで。