七年に1度の南信州最大の祭典「飯田お練りまつり」へ参加する東野大獅子保存会が3月24日、ウェブサイトをリニューアルした。
東野大獅子は飯田市の東野地区が、七年に1度(申寅年)、大宮諏訪神社(飯田市宮の前)の式年大祭に合わせて行われる「飯田お練りまつり」で演じる獅子舞。頭の重さは約30キロといわれ、頭から胴部まで全長25メートルは伊那谷最大。大獅子を操る宇天王の優美華麗といわれる舞、笛や太鼓の調べで、豪快に舞う獅子頭が徐々に落ち着きを戻すという三位一体の獅子舞。約300人から成る保存会組織で動いている。
主催者からの発表はないが、2028年3月末に実施予定とされる「飯田お練りまつり」を2年後に控え、主要団体の一つ「東野大獅子」がウェブサイトを一新。これまでもウェブサイトは存在していたものの、次回開催へ向け動画視聴や新規会員獲得、グッズ販売などに対応できるようリニューアルした。
ウェブサイトは同獅子の歴史、獅子頭や宇天王の面の変遷、組織図などを記し、舞は全て動画で視聴できる。フォトギャラリーは前2回分の「お練りまつり」の様子と練習風景や支える人にフォーカスを当てたものを掲載。最新情報の更新はインスタグラムを活用する。
同保存会総務担当の久保田晃弘さんは「先人たちが築き上げてきた歴史や獅子舞の型、熱い心意気を次世代につなぐ一助としたい。日々の練習や準備の様子なども広く伝えていくことで、次回開催を地域の人たちと盛り上げていければ」と話す。
同保存会員でウェブサイト制作を担当した堀竜也さんは「東野大獅子の魅力を余すことなく出せたのでは。お練りまつりを2年後に控え、動画やSNSでの発信や、情報更新を活発に行っていきたい。若い人が東野大獅子に関わるため東野地区に引っ越したいと思うような発信をしたい」と意気込む。