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雨宮印刷、飯田下伊那の保育施設にオリジナル七夕短冊を寄付

星空ウィッシュガーランドを飾る、雨宮印刷の岩井社長と飯田中央保育園の園児たち

星空ウィッシュガーランドを飾る、雨宮印刷の岩井社長と飯田中央保育園の園児たち

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 シ―ルやラベル印刷を主力とする雨宮印刷(飯田市上郷黒田)が7月3日、飯田中央保育園(中央通り)で七夕短冊の贈呈式を行った。

園児らが思い思いの絵を描いた短冊

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 短冊の寄付は2020年のコロナ禍から行い、今年で6年目。今年は飯田下伊那の保育施設へ約7000枚を寄付する。取り組みのきっかけは、コロナ禍でアマビエのお札シールを作ったのが始まり。アマビエをデフォルメしたデザインが好評で、2020年はアマビエの短冊を作成。これが評判を呼び、地域貢献として取り組みを継続。一昨年は同社が得意とするシールタイプの短冊を作成。昨年は、デザインを一新し、「星空ウィッシュガーランド」と名付け、ガーランド風につなぎ合わせられる仕様に変更。今年もサイズを拡大し改良を重ねる。

 当日は、園児たちが事前に短冊で作った大きな天の川が飾られた部屋で、園児53人が贈呈式に参加。寄付のお礼に園児らが「七夕のうた」「しゃぼん玉」を歌い、「短冊を頂いてありがとうございます。七夕飾りに付けて飾ります」と力いっぱい感謝の言葉を伝えた。事前に配られた短冊に思い思いの絵を描いたものをガーランド風に飾り付けると、園児らの笑顔がこぼれた。

 同社の岩井大樹社長は「最初はコロナ禍で、思い出作りも何もできない状況からスタートした。思い出の一つを作ってもらいたいという思いは変わらない。七夕の文化を子どもたちに知ってもらういい機会でもある」と話す。同園の塩澤鎮子園長は「頂いた短冊は8月4日(旧暦の慣習から)にササの葉に飾り付けを行い、8月6日の七夕会の後、家に持ち帰ってもらう予定。園児一人一人がのびのびと絵を描けたのでは」と話す。

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