
飯田のラーメン店「ふたつ矢」(飯田市上郷飯沼)が7月7日、七夕にちなんだ限定ラーメン「七星(しちせい)ラーメン」を提供する。
同メニューは、2025(令和7)年7月7日と「7」が3つ並ぶ日に合わせて企画したもの。七夕の季節感と、星空で知られる阿智村の情景を一杯のラーメンで表現したという。
最大の特徴は、鶏ガラをベースとした冷たいスープに、ハーブの一種「バタフライピー」の花の色素を加えた青いスープ。色素は味に直接影響せず、見た目のインパクトも演出。星を表す銀粉に加え、満月に見立てた味付け卵、白髪ネギ、水菜、鶏むね肉のチャーシューをトッピングして仕上げた。麺は同店のしょうゆラーメンでも使う中太麺で、全体としては「サラダ感覚で食べられる一杯」を意識したという。
開発を担当したのは、グループ店「からあげビリー」に勤務する金田貴裕さん。13年間にわたり和食レストランで勤務した経験があり、今回の企画に抜てきされた。金田さんは「普段はインスタントくらいしかラーメンを作ったことがなかったが、和食で培った技術を駆使した一杯を、ぜひ味わってほしい」と呼びかける。
価格は1,100円。20杯限定。営業時間は10時30分~22時。