ホテル風の山（飯田市大休）のプライベートサウナがプレオープンして、1月18日で1カ月がたった。

バレル式のサウナ内部

　同ホテルは飯田のシンボル風越山の麓に位置し、ホテルやオートキャンプ、フレンチレストランを経営する。今回新たに大自然の環境を生かしたサウナを設けた。サウナスペースは完全なプライベート空間で、家族や4人までのグループなどで利用できる。オープンテラスにはジェットバスと水風呂用の浴槽があり、奥にバレル式のサウナを設置。オーニングで日差しを避けることもでき、お笑いコントのような「頭上からおけの水をかぶる仕掛け」も設けた。脱衣所のほかシャワールームも完備。水は地下からのくみ上げで、かけ流し。水質は名水百選の「猿庫の泉」とほぼ同質で、年間を通して15～16度の水温のためサウナの水風呂に適しているという。

　同ホテルの青山利之専務は「景色がいい、水がいいなど整った環境の中でゆっくりとサウナを楽しんでもらいたかった」と開設のきっかけを話す。「早朝には小鳥のさえずりが聞こえ、夜には星空がきれいに見える」とも。

　桜が咲き始める3月下旬ごろには本格オープンを予定する。定員4人までで、プレオープン期間中の料金は、110分3,500円（オープン後は7,000円）。青山貴子社長は「貸し切りのできる自然の中のプライベートサウナなので、自分たちのペースでゆっくりと楽しめる。ぜひ、体験しに来てほしい」と呼びかける。「今後、第2弾、第3弾とサウナを作っていく予定なので、フィードバックをしてもらえれば」とも。

　営業時間は7時～19時（最終入店）、21時（閉店）。