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天龍峡八重桜街道で冬のイルミネーション点灯 個性的な光が街道彩る

天龍峡八重桜街道を彩るイルミネーション

天龍峡八重桜街道を彩るイルミネーション

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 天龍峡八重桜街道(飯田市龍江)で1月12日、冬のイルミネーションが点灯した。今年で4回目。主催は龍江天龍峡桜街道さくら並木愛護会。

点灯役を担った昨年の二十歳の集い実行委員

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 天竜川の堤防沿いに並ぶ八重桜。飯田市と友好都市提携を結ぶフランスの都市にちなみ「シャルルヴィル・メジェール通り」と名付けられた街道は、春にはかれんな花を咲かせ、夜桜のライトアップも行う。

 同企画は2022年、飯田OIDE長姫高校(鼎名古熊)の地域人教育の一環で、「龍江を元気すること」を目的に、当時の生徒から「八重桜街道にイルミネーションを点灯したい」と提案を受け実現。当初200メートルだった点灯距離も、現在は800メートルまで延長された。

 13時から行われたイルミネーションの設置作業には約70組の個人や事業所が参加。LEDを持参し電飾を施すなど、思い思いの飾り付けを楽しんだ。

 点灯式には、同愛護会や地区住民らが見守る中、昨年の二十歳の集い実行委員会のメンバー4人も出席。イルミネーション点灯のスイッチを押す役を担った。約80本の八重桜に飾り付けたイルミネーションが一斉に点灯すると大きな歓声が上がり、一本一本、色も形も違う個性的な光が街道を彩った。

 点灯役を担ったメンバーは「昨年に続き、今年も声をかけてもらいうれしかった。地元の新たな一面を知ることができる行事。龍江地区を離れて暮らしている若い人にも見てほしい」と口をそろえる。

 愛護会の一ノ瀬孝司会長は「今年は二十歳の集いの日程と重なったため、昨年の実行委員に点灯役をお願いした。イルミネーションは地域の人たちの手作り。飾る人、見る人、みんなが楽しめる催しになっている。今後も龍江の冬の風物詩として続けていきたい」と話す。

 点灯時間は18時~20時。2月8日まで。

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