「喬木まつたけフェスティバル」が10 月13日、喬木農村交流センター(喬木村阿島)で開催される。喬木村150周年イベントの一環。
当日は、喬木村産マツタケの即売会や、「松茸(まつたけ)研究会」会長と同フェス実行委員長を務める、「山菜料理 和美」(小川)店主の池上和利さんが「松茸料理10選」として、マツタケを使った料理の展示と紹介を行う。
併せて、喬木村産マツタケを使った料理を販売。「大島松茸観光」「和美」が「松茸ご飯と松茸の味噌(みそ)漬け」(1,000円、100食限定)を、「日本料理 柚木元」(飯田市東和町)が「松茸おやき」(800円、20個限定)、「松茸すき焼き弁当」(1,800円、50個限定)を、それぞれ用意する。
11時からの「松茸クイズ」では会場に集まった参加者に、○×形式で10問出題し、上位正解者10人にマツタケを贈る。同フェス実行委員の原一樹さんは「マツタケの成長に欠かせないアカマツや里山整備についてなど、マツタケに関するクイズを出題するので、マツタケのことを学べる」と話す。
「マツタケの生育に必要なのは地熱と水分」と原さん。「毎日、仲間と地温を測っている。8月・9月の雨量から今年のマツタケ収穫量は期待できる」と話す。
マツタケ取扱所が豊丘村にあることなどから、「マツタケと言えば豊丘村と思われているが、両村は隣接して山がつながっている。喬木も遜色ないマツタケを収穫する。『喬木村だって松茸が採れるんだに(採れるんだよ)』ということを知ってほしい」と原さんは話す。
マツタケの全国シェアについては、「一昨年と3年前は長野県が全国1位。その中でも南信州が一昨年は30%。 3年前は35%の全国シェアを誇る。この地域のマツタケ収穫量が全国の中で多いことも知ってほしい」とも。
「南信州は日本で一番マツタケが採れるところで、喬木村はその中でも主要な産地。喬木村の生産者と消費者を直接つなぎ、マツタケを買ったり、マツタケのことを詳しく知ったりできるイベント。初めて開催するので、ぜひ来場してほしい」と呼びかける。
開場時間は10時~15時。入場無料。