飯田市龍江の「農業法人今田平」(TEL 0265-27-5020)が8月10日、今シーズンの「ブドウ狩り」を始めた。
同社は「中山間地農業経営の新しい土地利用型農業経営を確立し、地域の活性化に寄与する」ことを目的とし、1996(平成8)年に設立。春のイチゴ狩りや秋のブドウ狩りなどの観光農園経営のほか、他県からの修学旅行生を迎え、田植えや稲刈り、果樹の花付けなどの農業作業体験も行っている。
現在は、「ノースレッド」「ノースブラック」「ナイアガラ」の品種が収穫でき、お盆以降は「スチューベン」「安芸クイーン」「巨峰」などの品種が収穫の対象になるという。
愛知県から訪れた河原由美子さんは「毎年3回は足を運び、そのときに食べられる品種を味わっている。従業員である地元の人との交流も楽しみ」と話す。
大平盛男社長は「今年は晴天に恵まれ、太陽光が強く当たったため甘みが強くなった。例年並みの豊作なので、ぜひ味わってほしい」と呼びかける。
営業時間9時~15時。料金は、園内の食べ放題で小学生以上1,700円(小学生未満無料)。9月まで。ブドウがなくなり次第終了。完全予約制。