ツアー・オブ・ジャパン組織委員会は自転車の国際ロードレース、ツアー・オブ・ジャパン2022の開催概要を発表し(以下TOJ)、5月19日の第1ステージ信州飯田を皮切りに5月22日の第4ステージ東京までの4日間で開催するとした。
3年ぶり開催予定のTOJ信州飯田ステージは新コースで、組織委員会が視察
新型コロナウイルス感染症の流行が収まらない状況をふまえ、関係機関の対応や他のスポーツイベント等の動向を注視しながら、3年ぶりとなる8日間・8ステージでのフル開催を目指したが、前半のステージのいくつかが開催を断念せざるを得ない状況となった。また、海外チームの招待のハードルが引き続き高い状態であるため、昨年同様、大会規模を縮小し、内容を変更しての開催となりそうだ。
3月12日TOJ信州飯田ステージ組織委員会は今年から採用される予定の新コースを視察。下久堅地区(飯田市)の周回コースの内側にある下久堅自治振興センター周辺をスタート・ゴール地点とし、大会本部を拠点として周回コースを移動して観戦できるポイントの絞り込みや、観戦ポイントにキッチンカーを配置することなどを想定している。
また、昨年のTOJに参戦した飯田市出身の山田拓海選手(飯田風越高校卒)などは、今年も参加が期待されている。3年ぶりの開催となる今年は、旧実行委員会の組織改革も行い、TOJを開催することで、今後のゼロカーボン社会に向けての自転車普及やまちづくりに生かすことを考えた組織体制とした。