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飯田ファイブスターズ、飯伊少年野球大会優勝 南信大会へ駒を進める

優勝した飯田ファイブスターズの選手たち

優勝した飯田ファイブスターズの選手たち

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 飯田下伊那の小学生15チームが参加する「第53回飯伊少年野球選手権大会」の決勝戦が7月20日、綿半飯田野球場(飯田市三日市場)で行われ、飯田ファイブスターズが優勝した。

準優勝の旭ジュニアベースボールクラブの選手たち

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 同大会は7月7日に開幕、開会式では15チームが同球場のグラウンド内を入場行進し、高陵ジュニアベースボールクラブの春日大和主将が「全力で戦うことを誓います」と力強く宣誓した。初日は1・2回戦の11試合が飯田運動公園グラウンドで行われ、松川学童野球クラブ、旭ジュニアベースボールクラブ、鼎ブルーキングス、飯田ファイブスターズの4強が決まる。

 20日の当日は同球場で準決勝、決勝が行われ、準決勝第1試合では途中激しい雨が降る中、飯田ファイブスターズが鼎ブルーキングスを12-1で破り決勝へ。第2試合は旭ジュニアベースボールクラブが松川学童野球クラブを12-5で破り、決勝へ駒を進めた。

 決勝は飯田が3回、井原選手のタイムリーなどで2点を先制。続く4回には市村選手のホームランで得点を重ね、降雨と雷の影響で5回コールド9-2で飯田ファイブスターズが優勝した。

 降雨の影響で準優勝となった旭ジュニアの成瀬公一監督は「選手たちは成長著しく、日々の練習の成果が出たのでは」と振り返る。

 優勝し、大会MVPに輝いた飯田の市村航介選手は「今日のホームランは最高の感触だった」と振り返る。酒井広雅監督は「前回の県大会で3位になったので、負けられない気持ちでやってきた。打力が売りのチームなので今日はこのチームらしい戦いができた。次の南信大会でも勝って県大会に駒を進めたい」と意気込みを見せた。ベンチから戦いを見守った保護者会長の大前純さんは「素晴らしかった。暑い中、声もしっかり出て最後まで諦めない姿勢が出ていた」と称賛した。

 飯田ファイブスターズは8月24日・25日、宮田球場(宮田村)で行われる南信大会に出場する。

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