飯田の夏祭りの先駆けとして行われる冨士山稲荷神社(飯田市浜井町)の「例祭・むぎわら祭り」に合わせ、7月3日、「麦藁提燈祭(むぎわらちょうちんまつり)」と特別御朱印の頒布が始まった。
麦のたいまつを燃やした煙で悪虫(あくちゅう)や疫病を払い除いたという由来から、「むぎわら祭り」と呼ばれる同神社の例祭は毎年7月7日に宵祭、8日に本祭を執り行う。3日に麦藁提燈祭が始まり、境内には400ほどのちょうちんがともる。
例祭のみに押印される八角形の印と、四尾の狐を中央に配し「むぎわら祭り」にまつわる、麦のたいまつやフジの絵柄をデザインした特別御朱印も同日から頒布。京都の切り絵作家、狛まろさんがデザインした。400枚限定。
宵祭の「煙火奉納(えんかほうのう)」では、800発ほどの花火が7日の宵祭りに打ち上げられ、夏祭りの先駆けとして飯田の夜空を彩る。昼打の部=15時30分~、宵打の部=19時10分~、夜打の部=19時30分~20時45分まで。
社務所の開所時間は8時30分~16時30分。特別御朱印(初穂料1,000円)の頒布は3日13時から。