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ギフト専門店「ハリカ飯田店」が30周年 地元商品や和雑貨も品ぞろえ

商品を紹介する中沼慎一さん

商品を紹介する中沼慎一さん

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 ギフト専門店「ハリカ飯田店」(飯田市常盤台)が3月で30周年を迎えた。

30周年を迎えた「ハリカ飯田店」

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 食品や洗剤、タオルなどの繊維品、陶器などを中心に贈答用品を取り扱う同店。初代代表の中沼利彰さんが1993(平成5)年3月に開店した。12年ほど前から2代目代表を中沼慎一さんが務め、時代に合わせて店内のレイアウトを変化させ、現在は「商品をより見やすいように、広い空間を取っている」と紹介する。カタログギフトはメーカーの一般的なものや、ジャンルごとに特化したものなど40種類ほどを扱う。

 「喜久水酒造」(鼎)の日本酒、「信州自然王国」(座光寺)のジャム、「南信州菓子工房」(阿智村)のドライフルーツ、小池手造り農産加工所(喬木村)のジュースなど、「『信州の贈りものシリーズ』として地元の商品も取り扱っている」と慎一さん。九谷焼や信楽焼など全国の焼き物などを取りそろえる「和の雑貨」のコーナーも設ける。

 お祝いのお返し物や、ご法事の返礼品など、「贈り物」の背景は来店客によってさまざまで、慎一さんは「『あの人に、こういう贈り物をしたい』という来店客の希望をうかがい、受け取る側の気持ちも一緒に想像しながら、プレゼントのさまざまな組み合わせをサポートできるのは顔が見える実店舗ならでは」と話す。

「贈りたい人と受け取る人と、人がいる限り決してなくならない『贈り物』を突き詰めていく。人が人に『贈り物』をするという文化が継承されることに役に立っていきたい」と、慎一さんは今後の抱負を話す。

 営業時間は10時~18時。火曜定休。

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