冨士山稲荷神社(飯田市浜井町)が「猫の日」の2月22日から24日まで、同神社内の猫神社(ねこのかみしゃ)の「特別御朱印」を頒布する。
飯田市出身の俳優・タレントで、詩画(しが)アーティストとしても活動する須東潤一さんが、今回の特別御朱印のために猫をデザインした。デザインした猫は、両手の「ピースマーク」で「猫の日」などを表現。禰宜(ねぎ)の市原日貴さんと親交があり、須東さんが描く「丸みのある猫がかわいい」ことから依頼したという。22日・23日は、須東さんが神社を訪れ滞在する。
特別御朱印は、書き置きする「特別紙押印」(800円)を150枚限定で用意するほか、押印済みの「猫神社御朱印帳」(2,800円)を150冊そろえる。当日、直書き(1,000円)にも対応し、寄付者への返礼品としても頒布する。
猫神社の特別御朱印は毎年恒例となっており、多くの参拝者が訪れ行列ができるほどのにぎわいを見せる。市原さんは「時間帯によっては長くお待たせする場合もある。御朱印帳をお預かりするので、待ち時間に散策し、飯田を楽しんでいただければ」と話す。
当日は、「大嶋山 瑠璃寺」(高森町)の薬師猫神様と、冨士山稲荷神社の猫神社の御朱印専用の台紙を用意。同寺で開催する「薬師猫神様縁日」に合わせた企画で、市原さんは「猫は家内安全を意味し、『家護』(かご)のご神徳(しんとく)がある」と、猫についても紹介する。
特別御朱印の受付時間は8時30分~16時。