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飯田の写真家「藤本四八」にちなんだ小中高生写真展 3カ所で展示

高校生の部

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 「藤本四八(しはち)記念小中高校生者写真賞作品展」が2月13日、飯田信用金庫本店(飯田市本町)のギャラリーで始まった。

本町通り沿いの入り口

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 写真家・藤本四八は1911(明治44)年に飯田市松尾で生まれ、1996(平成8)年には日本写真家協会功労賞を受賞するなど、写真芸術の向上に大きく貢献した。その藤本四八にちなみ、飯田市美術博物館(追手町)では、飯田下伊那の小学校児童と、中学校と高校の生徒を対象とした写真展を開いた。

 今回は89点の作品が寄せられ、先月20日、「丘の上 結いスクエア」(東和町)内にある「ムトスぷらざ」で表彰式を行い、今月2日まで同会場で作品を展示した。2カ所目の会場となる同ギャラリーでも全89点を展示する。

 展示初日には、来店者から作品のタイトルが話題に上ったという。同店営業部チーフマネジャーの田中徹也さんは「この言葉を選ぶ高校生のセンスが素晴らしい、と口々に話していた」と振り返る。

 飯田信用金庫本店の営業時間は9時~15時。土曜・日曜定休。今月22日まで。

 3カ所目の展示会場として3月9日から、飯田市美術博物館(追手町2)を予定する。同館スタッフは「子どもたちの作品は手が込んでいて技術に力点を置いている。甲乙つけがたい作品がそろっている」と紹介する。

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