イベント「東野わくわくデイ」が2月11日、東野公民館(飯田市宮の前)で開催された。飯田市の東野地区の基本構想第6部会が企画した。開催は本年度2度目。
「女性が輝き活躍できるまち東野」を掲げる同部会は、女性が公民館などの地域活動に自主的に参加してもらうために、楽しく魅力あるもので、男女公平に地域活動の場が得られることが大切と考え、「皆がわくわくする」イベントを企画したという。
今回は男性の参加が多かった「そば打ち体験」と、前回9月開催時にも好評だった「体の体操教室」を行い、30人ほどが参加した。
そば打ち体験では、そば処戸隠高原の「うずら屋」で修業し、現在はそば粉などを製造する白木屋商店(上村)の岡井武司さんが講師を務めた。始めに岡井さんが「二八そば」を作る工程を見せ、参加者が挑戦するも、「意外と力がいる」「うまくまとまらない」などの声が聞かれ、講師らに助けられながら全員で約50人前のそばを打った。
息子がそば好きで参加したという岡田直也さんは「前から興味があったのでとても楽しみに参加した。とても繊細な作業でしたが楽しかった」と話す。息子の暖己(はるき)くんは父・直也さんの作業を手伝い、「そばを切るのが楽しかった」と話していた。
体の体操教室では柔道整復師で整体院「O&O」(錦町)の店主木下晶博さんが「ヨガより辛くないけど体にとっては重要な動き」をテーマに、女性の参加者らに体の動きを説明しながら教えた。
同部会広報の源田緑さんは「公民館など地域の活動は面倒だと思われがちで、どうしても活動は男性中心になる。もっと楽しいなと思う企画をして、老若男女関係なく参加してもらえたらうれしい」と話す。同部会はインスタグラム「ふらっとひがしの」を始め、イベントなどの情報を発信する。「普段公民館に集まったことがない地域の皆さんに東野の活動を知ってほしいし、気軽に集まってほしい」と呼びかける。