「南信州民俗芸能フェスティバル」が2月17日、「下條村文化芸能交流センター（通称＝コスモホール）」（下條村睦沢）で開かれる。昨年に続き2回目。主催は南信州民俗芸能継承推進協議会。

昨年の民俗芸能フェスの様子

　同フェスは昨年、「和合の念仏踊」「新野の盆踊」（共に阿南町）を含む「風流踊（ふりゅうおどり）」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのを記念し阿南町で初開催。今年は第2弾として、三河、遠州、南信州の「三遠南信地域」に多く広がる「風流踊り」をテーマに行う。

　当日は、三河地域からは新城市の「大海の放下（おおみのほうか）」、遠州地域から浜松市の「遠州大念仏」、南信州地域からは「下栗のかけ踊り」（飯田市上村）、「和合の念仏踊」（阿南町和合）が出演するほか、「下條村こども歌舞伎教室」が前座を務める。講演会では筑波学院大学の坂本要名誉教授が「風流と念仏踊り」と題し講演を行う。

　南信州広域連合の篠田昇吾さんは「今年は三遠南信の民俗芸能団体が集う。この機会に地元以外の風流踊りを楽しんでほしい」と呼びかける。

　開催時間は12時～16時30分。入場無料。現地観覧希望者は、同協議会のウェブサイトまたは、チラシに記載のQRコードからの事前申し込みが必要。当日はユーチューブでも配信する。