個人事業主が出店する「第5回スマイルマルシェ」が2月12日に、「Pizzaヒコノキ」（飯田市曙町）で開催される。

「バレンタイン大作戦」をテーマに開かれる「スマイルマルシェ」

　児童養護施設などへの寄付を目的に開く同イベント。飯田下伊那と近隣の町村から、ヘッドセラピーやハンドケアといったサロンなど6店舗が出店するほか、数店舗が焼き菓子やコーヒーなどを提供。アクセサリーなどの雑貨も並ぶ。

　当日は、アロマテスト「せらぴーさろんsunao（すなお）」、首肩耳もみ「ヒーリングサロンpasaran（ パサラン）」、ビューティーハンドケア「メナード キュールポワール」、もみほぐし「リラクゼーションサロンSnooze（スヌーズ）」、リンパセラピー「healing　salon　cuore（クオーレ）」、ハンドメイド雑貨「soleill（ソレイル）」が、イベント価格で施術や商品販売を行う。

　5回目となる今回は、アイシングクッキー認定講師の佐々木樹里さんが、約30分で2枚のクッキーを完成するワークショップ（受講料1,000円）を開く。会場となる「Pizzaヒコノキ」では、同イベント限定ランチを提供。屋台販売やキッチンカーも並ぶ。

「healing salon cuore」店主の田村優美さんが、自身の経験や周りの仲間からの話を受けて「困っている子どもに具体的な手助けができたら」との思いで、整体施術院「Body Care m's」店主の宗橋克彦さんに相談し、同イベントを立ち上げた。昨年3月に1回目を開催し、出店協力は38店舗を数え、不定期で行っている。田村さんは「SNSで発信したところ、多くの方に賛同していただき形になった」と振り返る。

　当日の参加店からの出店料と売り上げの一部を、児童養護施設「風越寮」（丸山町）へ寄付する。会場には募金箱も設置。田村さんは「寄付が目的の一つだが、来場した方のストレス緩和も考えている。『心と体はつな繋がっているので』、おしゃべりを楽しんだり、ボディーケアなどを受けたりして、リラックスできる時間を過ごしていただければ」と来場を呼びかける。

　開催時間は11時～15時。