飯田の洋菓子店「Patisserie Massa OshimA（パティスリー マサ オオシマ）」（飯田市鼎、TEL 0265-48-6828）が5月23日、夏限定商品「シャーベット」の販売を今年も始めた。

冷凍庫で冷やして「シャーベット」の完成

　南信州産の果物などを使った「シャーベット」は2007（平成19）年の開業当初からの夏限定品として店頭に並ぶ。当初は3種類だったフレーバーを年々増やし、今年はチェリー、グレープフルーツ、コーヒーも加え、合わせて8種類の味をそろえる。オーナーシェフの大島正勝さんは「イチゴなどもできるだけ地元産を使っている。多くの種類が並ぶと色鮮やかで楽しく選んでもらえるのでは」と笑顔で話す。

　個包装の常温で販売し、冷凍庫で凍らせることでシャーベットが完成する。大島さんは「夏の高温に弱いゼリーと違って持ち運びが便利。家庭の冷凍庫で凍らせるだけで、ちょうど良い食感になるよう材料の配合は試作を繰り返した」という。

　販売スタートの週末は、飯田で今年初の真夏日を観測した。早速買い求める客の姿もあった。大島さんは「袋を開けてそのまま食べられる。スポーツの合間、風呂上がり、暑い夏に楽しんで頂けたら」と来店を呼びかける。

　価格は1個227円で、贈答用（5個1,404円）も用意。8月中旬まで販売。営業時間は9：00～18：30。火曜・第2月曜定休。