三穂公民館(飯田市伊豆木)が2月4日、三穂小学校グラウンドや体育館などを会場に飯田・三穂地区の「文化祭」を開催する。
例年は公民館で開いているが、本年度は同小が創立150周年を迎えていることから、記念事業として規模を拡大。地区住民から集めた「同小での思い出の写真」や児童による「150周年学習成果」を校内に展示する。家庭科室では、昨年から公民館で取り組み始めた「eスポーツ」体験を行う。同地区出身の高校生がスタッフを担う。理科室ではボードゲーム体験のほか、インスタ映えスポットも登場する。
グラウンドでは、五平餅や豚汁、フランクフルト、サバずしなどの飲食ブースのほか、駄菓子屋カーも出店。飯田市消防団三穂分団による消防車展示や塗り絵などを行う。体育館では、空手やフラダンス、合唱、吹奏楽など多彩なジャンルの12団体が出演する芸能を披露。公民館の各委員会や利用団体の活動紹介、三穂保育園の園児の作品などを展示も行う。
昨年4月に活動を再開した「伊豆木人形クラブ」も開会式で「三番叟(さんばそう)」を披露するほか、芸能発表で「傾城阿波鳴門 順礼歌の段(けいせいあわのなると じゅんれいうたのだん)」を上演する。
文化委員長の古田喜久さんは「各種団体の発表や展示のほか、高校生や20歳の皆さんの企画も楽しんでほしい」、林宗男館長は「園児や小学生の学習成果、各種団体の活動を知る機会にもなる。地区住民はもちろん、近隣地区からも足を運んでほしい」と呼びかける。
開催時間は9時~16時。