「HAYAKAWA(ハヤカワ)一口餃子専門店」(飯田市仲ノ町)がオープンして、1月23日で半年を迎える。
店主の早川美穂さんは、20代の頃から「店を持ちたい」と目標を掲げていたという。その気持ちがここ数年で強くなり、「みんなが知っていて、自分も大好きなギョーザの専門店」を考え、気になるギョーザ店を巡り、全国の味を確かめた。
友人からの勧めで出かけた「一口餃子専門店」で食べたギョーザが、「餡(あん)がしっかりしていて、薄皮がパリパリで、とてもおいしいと感じた」と早川さんは振り返る。知人を通して紹介を受け、同店でノウハウを学び開店準備を進めた。「餡の仕込みでは、徹底した水切りなど、好きで作っているだけでは分からなかったことが多く学べた」と話す。
出店先を探す中で、「専門店」を開くのに「丁度良い」規模の空き物件と出合い出店を決めたという。昨年7月23日にオープンし、豚ひき肉と白菜に調味料を加え、ノウハウを習った「一口餃子専門店」のレシピで作る「ニラニンニク」と、オリジナルメニューの「ショウガ」「シソ」の3種類の味を販売する。
ご飯、スープ、小鉢、漬物がセットの「餃子定食」は、ギョーザ10個の小(1,100円)、ギョーザ15個の並(1,408円)、ギョーザ20個の大(1,738円)の3種を用意。「水餃子(ギョーザ)5個」(380円)、「スープ餃子」(ギョーザ4個、385円)の他に、テイクアウトのギョーザは「焼き」と「生」を用意する。
早川さんは「近所の皆さんが立ち寄って買い物をしながら声をかけてくれたり、友人がSNSで店のことを広めてくれたりしてお客さんが増え、とてもありがたい」と開店からを振り返る。「ギョーザの味の種類を増やし、通販でも販売できるよう冷凍も考えたい。開店から半年の間にイベント出店も行い、新しいお客さんとのコミュニケーションもうれしい。これからもイベント出店できれば」と意欲を見せる。
営業時間は11時~16時。火曜・木曜・日曜定休。