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シチズン飯田殿岡工場の工員2人、技能五輪全国大会入賞を市長に報告

メダルを下げ、記念撮影(左から佐藤市長、小林さん、伊東さん、光澤飯田工場長)

メダルを下げ、記念撮影(左から佐藤市長、小林さん、伊東さん、光澤飯田工場長)

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 シチズン時計マニュファクチャリング飯田殿岡工場(飯田市下殿岡)の工員、小林真白さんと伊東愛渚さんが12月12日、飯田市役所を訪れ、「技能五輪全国大会」での受賞結果を佐藤健飯田市長に報告した。同大会は今年で61回目。

大会で入賞した小林さんと伊東さん

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 61回目を迎えた同大会は11月17日~21日、愛知県常滑市内で開かれ、41職種に1010人が出場。このうち、小林さんと伊東さんは「時計修理部門」に挑んだ。競技1日目の課題は「クオーツ腕時計」「機械式ムーブメント」の修復修理。2日目は腕時計の軸になる部品の製作加工を行い、小林さんは銀賞、伊東さんは敢闘賞を、それぞれ受賞した。

 小林さんは2年連続の全国大会で、昨年は「銅賞」を受賞したが納得いく内容ではなかったという。今年は「昨年の結果を超える」を目標に、訓練では「修復修理の早さ」を追求。銀賞という結果に「いつも通りの作業ができ、力をしっかり発揮することができた」と振り返る。初出場で敢闘賞の伊東さんは「入賞できて一安心。来年も出場資格があるので、さらに技術を磨き一つでも上の賞を狙いたい」と意気込む。

 時計修理部門にはほかに、同社のミヨタ佐久工場(佐久市)から川上健太さん、妙高工場(妙高市)の山崎美空さんも出場。川上さんは金賞、山崎さんは銅賞を、それぞれ受賞した。

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