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道の駅・遠山郷で「輪っしょい遠山」 若手有志が地域住民の交流の場作り

出演団体によるパフォーマンス

出演団体によるパフォーマンス

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 「輪っしょい遠山」が11月5日、道の駅・遠山郷(飯田市南信濃和田)で開かれた。今年3月に続いて2回目。

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 昨年秋に、地元青壮年有志が集まり同実行委員会を結成。遠山地域で暮らす人が集い、楽しめる場の創出や生き生きとした暮らしの実現と地域活性化が目的。飯田市上村と南信濃、隣接する天龍村との交流や横のつながりを育む機会も大切にし、地域を盛り上げる場になっていくことを目指す。

 かぐらの湯(現在休館中)前の特設ステージでは、よさこいや和太鼓チームが「キレのある動き」で観客を楽しませた。遠山地区ではおなじみの「かぐら姫」、男女ユニット「かほくわち」、ジャズバンドの「Syu’s Symphony Jazz Band」によるライブのほか、遠山中学校3年生によるクイズ大会、「青崩峠トンネル(仮称)」の貫通石が当たるレクリエーションも行われ、盛り上がった。

 飲食・物販ブースには地域内外から19団体が出店。昼前には、キッチンカーをはじめ、弁当や焼きそば、遠山ジンギスなどを買い求める客でブースに行列ができた。天龍村から参加した「ツメモガキ」は「山の恵みクッキー」「中井侍茶」などを販売。世田谷区の醸造所「riot beer」は、遠山産のお茶を使ったクラフトビールを提供。丸太を輪切りにした板に木の実をデコレーションする体験、射的、VR体験、消防車の展示もあった。

 クイズ企画で司会を担当した遠山中3年の中井稚菜さんは「地域の人と一緒に楽しむことができた。ほとんどアドリブ進行だったが、盛り上がってくれて良かった」、3年の森下世菜さんは「地域の人と集まれる機会がない中で、クイズ大会を通じて交流できて楽しかった」と、それぞれ振り返る。

 実行委員長の嶋本昌彦さんは「3月は雨だったが、今回は晴れて良かった。前回以上に来場者が多く驚いた。お客さまの笑顔を見るとうれしくなる。今後も地元の魅力を発信しながら、このイベントを継続していきたい」と意気込む。

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