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「長野県美術展・飯田会場」 飯田で10年ぶり開催へ

「知事賞受賞」の手塚俊尚さんと日本画作品「蝶と蛾」

「知事賞受賞」の手塚俊尚さんと日本画作品「蝶と蛾」

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 「第75回 長野県美術展・飯田会場」が10月8日、飯田市美術博物館(飯田市追手町、TEL 0265-22-8118)で始まる。

日本画の作品が並ぶ

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 長野県在住者や出身者で16歳以上からの出品を募る同展。今年は594点の出展があり、うち入選579点を展示する。飯田下伊那出身者の作品は50点が入選した。同市での開催は10年ぶりで、飯田、伊那、諏訪、中信の4支部からの出展作品286点を展示する。日本画43点、洋画180点、彫刻22点、工芸41点の4分野から成り、同館のロビーや1階展示室と市民ギャラリー、2階講堂の全館のスペースを利用して展示する。

 全作品を審査員31人が審査し、飯田支部からは、高森町の手塚俊尚さんの日本画作品「蝶(ちょう)と蛾(が)」が「知事賞」に、飯田市の所澤友和さんの洋画作品「風に吹かれて」が「信毎賞」に、飯田市の新井翠さんの工芸作品「冬空」が「八十二文化財団賞」に、それぞれ輝いた。

 同展飯田支部責任者の松井利明さんは「伝統ある『県展』で、高校生からの出展もありうれしい。若い方も頑張ってどんどん応募してほしい。飯田会場での県展開催は、次はいつになるかは分からないので、この機会に足を運んでほしい」と呼びかける。

 開館時間は9時30分~17時。月曜休館(祝日の場合は翌日休館)。観覧無料。今月15日まで。

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