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飯田「3びきのこぶた」、南信州の「幻豚」ハンバーグメニューをリニューアル

料理長の河野雅臣さんと幻豚ハンバーグ

料理長の河野雅臣さんと幻豚ハンバーグ

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 飯田市内の飲食店「3びきのこぶた」(本店、座光寺店)が9月20日、南信州のブランド豚「幻豚」を使ったハンバーグメニューをリニューアルした。経営はサン・コーポレーション(飯田市鼎一色)。

幻豚ハンバーグ定食(小180グラム)1,290円(サラダ・みそ汁・ライス付き)

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 とんかつ・しゃぶしゃぶがメインの同店は、養豚歴40年以上の林喜内さんが育てる「幻豚」を1頭買いする。料理長の河野雅臣さんは「幻豚は南信州のブランド豚で、植物系主体の原料から自家配合の飼料を作り、200日以上かけてじっくり育てることで、滑らかな赤身と香ばしい香り、甘みが特徴の豚」だという。「店ではとんかつに使うロースやヒレの売れ行きは好調だが、コロナ禍で宴会数が減少するなど、それ以外の部位は在庫過多になることが課題だった」とも。

 ハンバーグはこれまでも「幻豚」を使っていたが、「より幻豚の良さを生かしたメニューにしたい」という思いから研究を重ね、部位別の配合を見直す中で、うまみが強く、「より肉感が強い」という「ウデ肉」を活用。「肉汁を閉じ込めるため、低温でじっくり調理するハンバーグの開発に至った」とも。肉に合わせ、ソースも「デミグラス」「和風ソース」「おろしポン酢」の3種類を用意。河野さんは「卵などのつなぎは一切使わず、ノンアレルギーで安心。今までにない、肉らしいジューシーさを求めたハンバーグに仕上げた」と自信を見せる。

 古田嘉仁社長は「地域の食材を生かした料理を提供することをモットーにしている。幻豚ハンバーグのリニューアルをきっかけに、南信州の食材の魅力を多くの人に知っていただきたい」と来店を呼びかける。

リニューアルを記念して11月末まで、幻豚ハンバーグ定食を「特別価格」で提供する。価格は小(180グラム)=1,290円、中(360グラム)=1,790円、大(540グラム)=2,290円(以上、各サラダ・みそ汁付き、ライスお代わり自由)。営業時間は本店=11時~22時、座光寺店=11時~15時・17時~21時、水曜定休。

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