川本喜八郎人形美術館(飯田市本町1 TEL ・0265-23-3594)の交流ゾーンで現在、「第15回こども写生大会作品展示」が開かれている。
同館は2007(平成19)年にオープン。テレビ人形劇の三国志や平家物語などに登場する人形を展示。2008(平成20)年から、飯田下伊那地域の子どもたちに、少しでも人形に関心を持ってもらう目的で写生大会を実施。2020年はコロナ禍で中止。2021年以降は午前と午後の2回に分けて開催。今年は8月9日に行い、年中から小学6年までの42人が参加した。
子どもたちの描いた絵は、三国志から「諸葛良孔明」「曹操」「関羽」、平家物語から「源頼朝」「熊谷直実」「那須与一」などが大半を占めるが、中には人形アニメーションの「花折り」や「三匹のこぶた」「ブーフーウー」のキャラクターを描いた作品もある。
同館職員の井澤憲吾さんは「力作ぞろいで、子どもたちが描いた絵と、実際に展示してある人形を見比べてほしい」と呼びかける。
有料入館者には気に入った作品への投票を9月4日まで呼びかけ、6日に審査を行い、16日に表彰式を行う。
開館時間は9時30分~18時30分(入館は18時まで)。水曜休館(祝日は開館)。
入館料は、一般=400円。小中高校生=200円、未就学児無料。写生大会の作品は無料で見られるが、人形展示を見るには入館チケットが必要。
10月1日まで。