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長野・新潟のCFサイトに飯田から2店 モダン法被・おからフィナンシェ

石黒順子さん、石黒拓二さん、平澤さおりさん

石黒順子さん、石黒拓二さん、平澤さおりさん

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 クラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」で「長野と新潟の美味(おい)しい&クラフトのデビュー市場」が8月18日に開設され、「染物処スミツネ」(飯田市小伝馬町)と焼き菓子の店「mamenoha(まめのは)飯田」(上郷)も新商品の販売を始めた。

「モダン法被」黒

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 両社の新商品の販売は長野県よろず支援拠点の呼びかけによるもの。両県の16事業者が地元の特産品を生かした新商品をアピールしている。

 江戸時代の1850年に創業し170年以上の歴史があるスミツネは、伝統技法「硫化(りゅうか)染め」など、用途に合わせた技法で染め商品を仕立てる。その技法を用いて今回、洋服に合わせやすく普段使いができる「モダン法被」を発売。透け感のある夏用「爽(そう)」と、冬用の「纏(まとい)」で、黒と紺の2色をそろえ、サイズはS・M・Lの3サイズ展開。法被は1万5,000円~、パンツは1万7,000円~。

 同店の石黒順子さんは「袖周りなどの幅を細くし、身丈を短くすることで、きれいに見えるシルエットに仕上げた。和服の縫製とは大きく変え、襟芯をなくし首周りを広くするなど、動きやすさも重視し機能性も高めた。洋服に合わせ普段着として使ってほしい」と呼びかける。

 昨年オープンしたmamenohaは、おからを使ったさまざまな焼き菓子を販売する。既存の人気商品「おからフィナンシェ」の新しい味の展開を考え、今回、南信州産の茶葉を使った「和紅茶」「煎茶」の2種類を発売した。和紅茶・煎茶・プレーンを2個ずつセットにした「おからフィナンシェ6個入り」(送料込み3,780円)や、既存の商品とのセット商品を販売する。

 同店オープンに向け、さまざまな食材で開発を重ねたという店主の平澤さおりさんは「おからは日本が誇るスーパーフード」と話す。フィナンシェはグルテンフリーで、おからと卵白、てんさい糖、バター、アーモンドパウダーを材料とした。「おからは食物繊維が豊富で、てんさい糖は体への棟の吸収が緩やか。体に良いと感じる食材に、地元産の茶葉を風味が感じられるように加えた。ぜひ味わっていただければ」と呼びかける。

 同サイトでの販売は10月30日まで。

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