南信州シードルをアピールするイベント「セプテンバー・シードル・フェス」が9月1日から、開催される。主催は国際りんご・シードル振興会。
期間中、同イベントに賛同した参加飲食店に、「お気に入りのシードルを持参」して食事を楽しむ「シードルBYO」や一日限定イベント「南信州シードル・コレクション」(2日)を開く。
BYOは、オーストラリアが発祥とされるワイン文化。「Bring Your Own Bottle」の略で「自分のワインを持ってくること」を意味する。シードルBYOは、南信州エリアで生まれた新しい地酒を、「大切な人と、好みの店のすてきな空間で味わう」特別企画。参加飲食店にBYOプランを予約し、BYOシールが貼られた南信州シードルを持参。参加販売店や9月2日のイベントで購入したシードルにシールを貼ってもらえる。
同フェスのキックオフイベント「南信州シードルコレクション」は、信州飯田焼肉研究所(飯田市中央通り3)を会場に、南信州エリア内外の醸造所11社や委託醸造生産者5農園が出店。会場内ではシードルの試飲や販売を実施。シードルについて気になることがあれば、直接、生産者に聞くこともできる。当日はキッチンカーの出店もある。
同振興会事務局の矢澤愛子さんは「地元以外に県内や東京からも出店がある。この機会にお気に入りのシードルを見つけて、その魅力を積極的に発信してほしい」と呼びかける。
シードルBYOの期間は9月1日~10月1日。南信州シードルコレクションの開催は2日、11時~17時。入場無料。