落語家・月亭方正さんの独演会が7月23日、飯田人形劇場(飯田市高羽町5)で開催される。
同公演は、飯田東中学校の卒業生から成る「飯田東中学校昭和52・53年会」が「飯田を元気にし、盛り上げたい」という思いで、2016(平成28)年に初めて企画した。現在は幅広い世代の人にも携わってもらおうと、「月亭方正独演会in飯田実行委員会」として活動している。
開催の経緯は、同委員会メンバーで大阪府在住の篠田彰輝さんが当時、落語会の開催に携わっており、その折に方正さんの落語に感銘を受け、飯田での開催を提案したところ、長野県で落語会を開いたことがないという方正さんが快諾した。
6回目となる今回は、豊来家玉之助さんが傘回しなどを行う「太神楽曲芸(だいかぐらきょくげい)」も披露する。
篠田さんは「方正さんの落語は人間味がすごく出ている。面白さに加えて、思わず涙してしまうような感動する場面もある。初めて見る人もテレビでの方正さんとのギャップも楽しんでほしい」と呼びかける。
13時30分開場、14時開場。入場料は3,000円。