飯田下伊那地域の精肉店を中心とした23の食肉業者から成る「南信州食肉組合」がロゴマークを作成し、6月29日、運用を始める。
同組合は、1946(昭和21)年から「飯田下伊那食肉組合」として飯田の焼き肉文化、食肉文化を支え、広める活動をしており、「南信州」という名称のブランド化を進めている地域の情勢に合わせて2022年4月、現在の名称に変更した。
ロゴマークは、名称変更を機に「地元の人に、より『飯田焼き肉』を身近に感じてほしい」という思いや、イベントなどさまざまな場面で活用できるようにと、新たに設けることを決定。飯田市在住のグラフィックデザイナー、寺澤朝子さんがデザインした。今後は同組合への加盟証として店頭への掲出も予定している。寺澤さんは「『南』と『肉』のイメージしやすさ、親しみやすさも意識した。愛情を持って飯田焼き肉を盛り上げてほしい」と期待を寄せる。
吉川武彦組合長は「初めて見たとき、長く愛されるデザインだと感じた。この先もずっと、地元のおいしい肉を、おいしく食べてほしい」と呼びかける。