「よっしーのお芋屋さん」が6月9日~11日、丘の上結スクエア(飯田市東和町)キッチンカーゾーンで出張販売を行った。
「よっしーのお芋屋さん」は「よっしー」こと吉川ゆうじさんが2013(平成25)年、神奈川県藤沢市で創業。テレビなど多くのメディアに取り上げられ注目を集めた。吉川さんは「焼き芋で笑顔に」をモットーに、農家や地域の人とのつながりを大切にしてきた。特に農家への思いは強く、実際に全国のサツマイモ農家へ足を運び、農家とのコミュニケーションを密にして築いてきたという。
昔から「自然たっぷりのところへ移住したい」との思いから、昨年6月、横浜の店舗を弟子に譲り、長野県駒ケ根市へ移住して新しい店舗を立ち上げた。駒ヶ根でもすぐに地域に溶け込み、地元のサツマイモを使ったり、さまざまな形で地域貢献をしたりして口コミでファンを増やしてきた。店舗での販売のほかに、4月からキッチンカーでの出張販売を始めた。
吉川さんは「インスピレーションで駒ヶ根市に移住を決意した。地域の皆様も優しく大変良くしていただいている」とも。
飯田市への出張販売は5月に次ぐもの。キッチンカーを担当するのは南部凛子さん「甘くて、ねっとりとした食感が特徴」という。この日のサツマイモは、千葉県の「金密芋」や「絹蜜小町」などを使った。
焼き芋の他に、「冷やし焼き干しいも」も販売。じっくり焼いて甘みが増した焼き芋を乾燥させ、冷凍させた商品で「キャラメルのような味わい」だという。
焼き芋1本=400円~700円、冷やし焼き干しいも1本=500円~800円。次回の出張販売(丘の上結いスクエア)は6月23日~25日の12時~17時(23日は18時まで)。