![解体ショーを見守る買い物客](https://images.keizai.biz/iida_keizai/headline/1684809022_photo.jpg)
昨年3月末で営業を終了したスーパー「キラヤ」跡にオープンしたコミュニティスーパー「なみきマーケット」(飯田市本町1)が5月20日で1周年を迎えた。
当日は、生鮮食品や地元産野菜などの特売、マグロの解体ショー、飯田市出身の演歌歌手、三ツ沢けんじさんのステージが行われ、地元住民らでにぎわった。
マグロの解体ショーでは、57キロのマグロを「うお也寿」の従業員が慣れた手つきで、ひれ、頭などを切り落とした後、胴体の部分を5枚おろしにした。あっという間に解体されると、様子を見守っていた買い物客らから拍手が送られた。飯田市松尾町の40代の男性は「思った以上に迫力があった。頭やカマの競りもありおもしろかった。機会があれば、また見たい」と笑顔で話す。
店内の特設ステージでは今年春にデビューした歌手、三ツ沢けんじさんがデビュー曲「飯田ひとり旅」や「星の川」など6曲を熱唱。同店1周年に花を添えた。同市座光寺から足を運んだ70代の夫婦は「飯田出身の歌手が出てきてうれしい。歌声も素晴らしく感動した。これからも頑張ってほしい」とエールを送った。三ツ沢さんは「デビューした限りは力いっぱいやっていく。しっかり応援してくれている人に恩返しをしていきたい」と意気込む。
同店の松枝賢一店長は「お客さまからはさまざまな意見を頂いている。これからも必要とされるマーケットを目指していきたい」と話す。
営業時間は9時から19時。