ロックバンドB’zを愛するメンバーが集う「南信州B’z会」が5月15日、3年ぶりにカラオケシティメトロポリス(飯田市知久町)でイベントを開いた。
同会は2016(平成28)年に発足し、これまで定期的にイベントを開いてきたが、コロナ禍で休止していた。当日は、共同代表の坂田英之さん、内山孝弘さんはじめ、メンバー9人が集まり、和気あいあいと懇親。ご当地ナンバーの話に及ぶと、B’zの松本孝弘さんと稲葉浩志さんにちなみ、飯田は現在、車のナンバーが「松本ナンバー」のため、「松本178」や「松本504」などを取得していると、話が弾んだ。最近、ご当地ナンバー「南信州」取得に向け動いているが、全員が「『松本』ナンバーを愛している。せめて選べるようにしてほしい」と訴える。
その後、長野県山形村在住のB’z稲葉浩志専門ものまねアーティストの中村素也さんがサプライズで登場。B’zの「ultra soul(ウルトラソウル)」を熱唱すると会場のボルテージが一気に盛り上がった。
中村さんはB’zのコピーバンド「Jo‘z(ジョーズ)」のメンバーで、坂田さんがファンだったことから交流が始まった。坂田さんのギターに合わせ4曲ほど熱唱。会場からは大きな拍手が送られた。親子参加の吉川香織さんと杏佳さんは「間近で中村さんの生歌を聴けてうれしかった。レアグッズもゲットして最高」と笑顔を見せる。
会は坂田さんのギターイントロクイズや、内山さん考案の「B’zの歌詞から漢字だけ抜き出して作ったクイズ」などで盛り上がり、最後は全員で「ultra soul」を大合唱し終了した。中村さんは「こうして呼ばれて一緒になって楽しむことができて良かった。コロナ禍はきつかったが、歌が好きでやってきたこと。これからも続けていきたい。」と話す。
B’zファン歴30年の原伸一さんは「初めての参加で緊張した。クイズは自信があったので良かった。中村さんとセッションできて満足」とうれしそうに話す。
共同代表の一人の坂田さんは「内山さんをはじめメンバーの協力があり楽しい会にできた。明楽優感謝、いつだって今が最高よ」とB’zファンらしい言葉で締めた。