焼き肉を食べながら音楽を楽しむイベント「焼來肉ロックフェス」が7月22日・23日、野底山森林公園(飯田市上郷黒田)で開催される。実行委員会が4月12日、発表した。
人口1万人当たりの焼き肉店の数が多いことから、「日本一の焼き肉のまち」としても知られる飯田市。「地域に根付くロックフェスを」「南信州・飯田地域を多くの人に知ってほしい」という思いでロック好きの仲間が集まり、2015(平成27)年に始まった同フェス。昨年、3年ぶりに開催し、県内外から2日間で延べ1800人が来場した。
今年は、野外フェスをイメージする「グランドステージ」、ライブハウスのような雰囲気を楽しむ「フォレストステージ」、自然を感じながらファミリーでも楽しめる「モーリーステージ」の3つのステージを設置。フォレストステージは4年ぶりに復活。2日間で30組以上が出演を予定する。
事前にプレイガイドやチケット取扱店で「手ぶら焼き肉券」を購入すると、会場で飯田ならではの「カシラ、マトン、黒ミノ、南信州牛」を楽しめる「手ぶら焼き肉」を楽しめるほか、キッチンカーの出店、グッズ販売なども行う。
新たな取り組みとして、リストバンドの提示で特典サービスが受けられる「南信州のキャンプ場でヤキフェス」を初めて開催。南信州の大自然や魅力などを感じてもらうのが目的。特典を受けるには参加キャンプ場への事前予約が必要。昨年に続き、リストバンドを見せることで市街地の協力店で特別メニューが提供されるコラボ企画も行う。
実行委員長の今井啓介さんは「音楽の感動と焼き肉を楽しみながら、南信州を満喫してほしい。ステージ数も4年ぶりに3ステージに戻すので、ぜひ足を運んで」と呼びかける。
両日共に10時開演。当日は山田グラウンドと押洞運動場(以上、上郷)から無料シャトルバス、飯田駅から有料シャトルバス(片道500円)を運行する。
公式サイトなどで4月15日、第1弾アーティストを発表予定。