金沢で3月26日に開催される「第32回春の全国小学生ドッジボール選手権全国大会」に「飯田DBC REAL(ドッジボールクラブ・リアル)」が長野県代表として出場する。
同クラブは18年前、チーム顧問で松尾小学校(飯田市松尾)の新井好隆教諭が、当時の赴任していた座光寺小学校(座光寺)で「座光寺ドッジボールクラブ」を立ち上げ、全国大会出場を目指し活動を始めた。2年前から松尾小学校の児童が中心となったため、「飯田DBC REAL」に改名。週4回、同小体育館や飯田市勤労者体育センター(松尾)で練習を重ねている。
全国大会の県予選は2月26日、県内各地から16チームが参加しホワイトリング(長野市)で開催された。予選リーグを2位で通過した同クラブは、決勝戦で2年前の県代表チーム「古里WinBlue(長野市)」にセットカウント2対0で勝利し初優勝。3月12日には、富山県で開催された北信越大会でも優勝し勢いに乗る。
中澤信幸監督は「全国で飯田の名を轟(とどろ)かせてきたい」、キャプテンの中澤杜綺くんは「6年生にとって全国大会が最後となる。思いきり楽しんで優勝を目指したい」と、それぞれ意気込む。
全国大会は47チームが出場し、11ブロックに分かれ予選を行い各ブロック上位2チーム、計22チームが決勝トーナメントへ進出する。同クラブは、予選で群馬県、大阪府、宮崎県の代表と対戦する。
全国大会の様子は当日、ユーチューブでも配信される。