飯田・龍江の農業法人「今田平」が2月1日、「イチゴ狩り」を始めた。
当日は地元の龍江小学校に通う1年生と4年生、合わせて36人がイチゴ狩りを楽しんだ。児童らは昨年10月に「紅ほっぺ」の植え付け体験を行い、今回は収穫体験となった。栄養のある土作りの大切さやハウスでの温度管理、実のなり方などを学んだ後、ハウスに入ると「大きい」「おいしそう」と歓声を上げ、同社スタッフから取り方の指導を受けながら好みのイチゴを収穫。その後の試食では「甘い」「最高」「もっと食べたい」と言いながらイチゴを頬張った。
引率した椚谷博教頭は「おいしくて感激した。自分たちで植えたものが実になるという体験が良い勉強になった」と振り返る。
大平盛男社長は「例年に比べて味も良くできた。昨年まではコロナ禍の影響もあり、児童には持ち帰ってもらっていたが、3年ぶりにこの場で食べてもらえてうれしい」と笑顔を見せた。
同法人でのイチゴ狩りは5月の連休明けまで。