「いいだの森歯科 こども歯科クリニック」(飯田市鼎切石)が4月2日、開院した。
飯田・鼎に歯科クリニック 「木のぬくもり」を感じる空間で治療
飯田市出身で、東京・大阪で歯科医として勤めてきた院長の浦野敬人さんが「今まで学んできた知識と技術を生かし、ふるさとで診療できれば」との思いで開院した。虫歯治療だけではなく予防歯科にも力を入れ、国際インプラント学会の認定医の資格を持つ浦野さんが、幅広い年齢の患者の治療に当たる。「口の健康を守ることが子どもの成長にも作用する」と考え、子どもの歯科矯正の相談にも応じる。
2階建て60坪の建物は、「木のぬくもりを感じる」造りに仕上げた。1階が治療スペースで、患者のプライバシーに配慮し半個室や個室が並ぶ。2階は研修スペースで、同院スタッフが歯に関する講座などを無料で開く予定。「森には動物が居て植物も育ち、水も流れ自然の恵みを感じる。歯科医に来ることは誰もが苦手なことかもしれないが、歯科医に気軽に通ってもらえるような、名前と空間にした」という。
初来院の患者とは、希望の治療や方法を聞き取り、相談したうえで治療を行うという。「クリニックと関わった方が、健康で笑顔になるよう取り組んでいく」とも。
診療時間は8時30分~13時、14時30分~19時30分(土曜は17時まで)。水曜と日曜・祝日休診。
※休診日を修正しました。(2023年3月17日11時25分)