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飯田で人形の素材を使ったモビール作り体験 放課後対策の一環で

参加者が作ったモビール

参加者が作ったモビール

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 人形劇制作に使用する材料を使ってモビールを作るイベント「おうち時間がたのしいモビールづくり」を12月10日、NPO法人「いいだ人形劇センター」が「ほっこり」(飯田市高羽町2)で開いた。

飯田で人形の素材を使ったモビール作り体験 放課後対策の一環で

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 飯田市教育委員会が、完全下校時刻が早まる11月から1月までの放課後の部活動を行わない期間を、「自分のやりたいこと、伸ばしたいこと」に挑戦する「冬季ジブン・チャレンジ期間」と位置づけており、同イベントはその一環で行った。飯田下伊那の中学生を対象に参加者を募り、当日は5人が参加。講師は人形美術家の吉澤亜由美さんが務めた。

 モビールは天井などからつるして揺れる様子を楽しむ室内装飾で、今回はフェルト玉やビーズ、折り紙などで、雪の結晶や花、鳥など思い思いのパーツを作り組み合わせた。参加した飯田東中学校2年の安静璃奈子さんは「最初は迷ったが、作りながら好きな形にしていった。部屋の雰囲気にあったモビールができた」と話し、竜東中学校2年の小澤想良さんは「普段から、ビーズのキーホルダーや羊毛フェルトで動物を作ったりするのが好きなので参加した。集中して無心で作ることができた。思うようにできてうれしい」と話していた。

 吉澤さんは「決まったことだけでなく、自由に考えて工夫すること、試行錯誤すること、うまくいかなくても自分の糧になることを感じてほしい。みんな自分で考えながら、オリジナリティーがあるものを作ってくれたのでうれしい」と話振り返る。

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