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飯田市役所そばに「土鍋炊き お結び屋」 土鍋で炊きたての米をおむすびに

「ニンニク醤油」「濃厚黄身しょうゆ漬け」などお結びの具は20種類ほど

「ニンニク醤油」「濃厚黄身しょうゆ漬け」などお結びの具は20種類ほど

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 「土鍋炊き お結び屋」(飯田市扇町、TEL 0265-49-4479)が12月12日、市役所はす向かいにオープンする。

地元産の野菜たっぷりの「とん汁」など総菜もならぶ

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 土鍋で炊きたての無添加米を、おむすびにして販売する同店。定番の具、梅、明太子、ツナマヨや、エビマヨや唐揚げ、キーマカレー、イクラなどのおかず系のほか、みそ焼きや信州ネギみそなど長野らしい具を20種類以上そろえ、1個200~300円ほどで販売。みそ汁や豚汁の汁物や卵焼き、唐揚げ、煮物などの総菜の販売も予定する。

 子どもの頃から、祖母のお料理が大好きという店主の中村美咲さんは「祖母や母の作ってくれたおむすびがおいしくて、食べると元気になる。甘辛く炊いた大根や筑前煮も、自分で料理しても『おばあちゃんの味』にはならない。お店で、おばあちゃんの味を提供することで、召し上がった方が元気になってくれれば」と笑顔で話す。

 料理が得意な50~70代のスタッフが、南信州から仕入れた旬の食材でメニューを考え調理する。おむすびに使う無添加米は、2016(平成28)年に新嘗祭献穀献納式へ献上された、松川町前河原地域で生産されたコシヒカリとミルキークイーンのブレンド米。

 「田んぼの作業をみんなで助け合うことを『結い』、結いで作られる田んぼ『結いた』から『飯田』が生まれたと聞いている。店名にも『結』の意味を込めた。『お結び』で、若い世代やおばあちゃんの世代と皆が結ばれていけば」と中村さん。当初は握りたてをすぐに食べられるイートインスペースとテークアウト販売で営業し、来年2月からは配達も予定する。

 営業時間は、朝=7時~9時、昼=10時~13時30分。火曜定休。

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