船橋屋座光寺店(飯田市座光寺、TEL 0265-56-6636)が11月19日、オープンした。
飯田市山本に本店を構える船橋屋は、創業1903(明治36)年の老舗和菓子店で、市内に3店舗を展開する。国道153号沿いの上郷店は、リニア中央新幹線の長野県内駅の開業に向け、渋滞緩和を目的に国道拡幅工事が進められるのに合わせ、今年の夏で閉店。これを受け、市内北部に位置する同じ地域に新店舗として「座光寺店」をオープンした。
オープンに合わせ同店限定で「大福豆福」を発売。大きな黒豆と柔らかい餅と自家製粒あんで仕上げた大福の甘みと、大鹿村の山で取れる「山塩」の組み合わせで生まれる「あまじょっぱさ」が特徴。19日・20日の2日間は、5個入りを540円(通常価格864円)で販売する。「栗赤飯」「風ぷりん」「もちパイ」「山塩バターどら焼」などのレギュラー商品も特別価格で販売。
専務の原将人さんは「当店は『伊那谷の風菓子』をコンセプトに、地域の食材を大切に風土に合った菓子作りを丹精込めて続けている。新しい店にもお越しいただければ」と呼びかける。
営業時間10時~18時。火曜定休。