鳩ヶ嶺八幡宮(飯田市八幡町)で11月5日、紅葉ライトアップが始まった。主催は松尾地区まちづくり委員会。
ライトアップは、自然豊かで歴史ある鳩ヶ嶺八幡宮の紅葉を多くの人に知ってもらう目的で2010(平成23)年にスタートし、今年で12年目。見どころは昨年始めたプロジェクションマッピングで、今年は地元の緑ヶ丘中学校(毛賀)の美術部にも協力を依頼し、8月から鳩ヶ嶺八幡宮の歴史や映像制作会社を見学するなどして事前学習を重ね、映像に使うイラストを考えてもらった。境内の随神門(ずいじんもん)に「かざぐるま」「泳ぐコイ」「紅葉」などを投映する。
点灯式に出席した同校3年で美術部員の馬場日陽さんは投映された映像を見て、「予想以上にきれいに映っていた」と驚きつつ、「自分が思っている作品に色を映した時に、一番きれいに映るように色を選んだ。見た人に記憶に残るような作品」とアピール。
松尾自治振興センターの鈴木慎司さんは「中学生のプロジェクションマッピングが一番の目玉。紅葉のライトアップと併せて楽しんでほしい」と呼びかける。
点灯時間は17時~20時30分。今月19日まで。