10月29日・30日の2日間、「羽場の文化を未来へつなぎ、みんなが共生できる地域づくりへ」をテーマに「令和4年度羽場地区文化祭」が羽場公民館と羽場中央公会堂(以上、飯田市羽場町2)で開催された。
同イベントは羽場地区で活動する教室や団体、住民が1年間の活動や成果を発表し交流する機会として毎年この時期に開催している。今年は感染症対策のため飲食の出店は見送られたが、作品展示やバザーなど、秋空の下、にぎわいを見せた。
29日は「まちづくり座談会」で中学生が地域の未来について考え話し合ったほか、「芸能発表」では小学生による獅子舞演舞や、包括支援センターの職員による詐欺防止を啓発する劇などが披露された。30日には飯田病院(飯田市大通1)の医師による認知症についての講演会が行われ、ニュースポーツ「ボッチャ」を体験するコーナーでは老若男女が汗を流した。
羽場公民館の佐々木祥ニ館長は「感染症などさまざまな状況がある中、地区の人たちが集まってくれ、楽しく開催できたことがうれしい。来年以降もどんどん盛り上げて地域の団結や明るさにつなげたい」と話す。