飯田下伊那で活動している楽器演奏や人形劇など舞台芸術に関わるアマチュア団体が日頃の活動の成果を披露する「伊那谷文化芸術祭」が11月の毎週日曜、飯田文化会館と飯田人形劇場(以上、飯田市高羽町5)で3年ぶりに開催される。
同イベントは1963(昭和38)年から「市民音楽祭」としてジャンルを音楽に限定して開催されていたが、全ての舞台芸術の発表の場として1987(昭和62)年から現在の形式で開いている。36回目となる今回は46団体が参加予定で、出演者はチケット販売や会場での作業など運営を兼ねるのも特徴。ジャンルや世代を問わず成果を発表し、鑑賞することで交流し互いに成長することも目的の一つだという。
主催する飯田文化協会「ダンス舞踊の部」森本典子会長は「文化の広がりは人のつながりも作ると感じている。感染症の影響もあるが、全員で協力して開催するので、ぜひ見に来てほしい」と話す。
座席券は400円で、各開催日・時間帯ごとに必要。